2019.11.13
ウチの千葉Pから「チューブブースター開発の趣旨を聞いてほしい!」ということでご紹介します。
おかげさまで各方面からご好評をいただいていますBeyond Tube Boosterですが、中でも「トランジスタアンプ・デジタルアンプが真空管アンプの様になる」「宅録にはかかせない」等といった「真空管アンプテイストを付加するエフェクター」といったご評価が多数を占めます。
実はこれは開発当初想定していなかったことで、本来の趣旨としては「Fenderアンプ等の真空管サウンドを、もう一段ドライブさせたい時に真空管を使いたい」でした。
「ツィンリバーブのきらびやかで粘りのあるクリーンサウンド」から「クランチサウンド」へ。
「デラックスリバーブのハリのある骨太なクランチサウンド」を「さらにオーバードライブ」させる。
こういったシチュエーションで使用するエフェクターがいわゆる「ブースター」ですが、「ただ音量をあげる・歪みを増す」だけではなく「その音圧・粘りをさらにブーストするには真空管を使うしかない!」が開発の趣旨です。
開発時のテストでは様々な真空管アンプを試用しましたが、トランジスタアンプやデジタルアンプは一度も試さなかったそうです^^
開発後期にレビューにご協力いただいたギタリストさんの中から「JCで音が激変する!」「KEMPERに欠かせない!」といったご意見をいただき、改めて検証し直し、その効果を実感しました。
これにより、本来の趣旨「基本サウンドは真空管アンプで作り、曲の展開に合わせ箇所箇所でのさらなるブースト」といった使用ではなく、
ゲインを調整し「かけっぱなし」にすることでの基本サウンドの底上げ(基本サウンドのブースター?)の様な使い方がなされているのは非常に興味深いと思います。
でも実はコレ、私たちの第二弾製品「Beyond Tube Buffer+」の趣旨なのです。
「Beyond Tube Buffer+」の「かけっぱなし」で基本サウンドをワンランク引き上げ、
演奏中の曲の盛り上がりやギターソロなどで「Beyond Tube Booster」のドライブをかける。
というシナリオが私たちメーカーの構想だったんです。 (もちろんエフェクターの使い方に正誤なんかありません。皆様が「かっこいい!」って思っていただける使い方が一番です。)
「Beyond Tube Buffer+」の詳細については、後日また記事にアップする予定です。
動画等も制作中ですので乞うご期待!
ライブハウス内で、
一人スーツで浮きまくるシングス千葉P