2021.02.18
先日、本屋さんでふと見た有名科学雑誌に「ゼノンのパラドックス」のことが書いてありました。
A地点からB地点に移動する際、必ずそこには中間地点があり、その中間地点からB地点までにもまたその中間地点がありって考えていくと、いつまで経っても、B地点には辿り着けない!って話です。。
仮に、A地点からB地点まで10cmだとして。。。
A地点からB地点へいくには、その中間地点まで5cm進まねばならず。
その中間地点からB地点へは、5cmの距離が残っていて。
その中間地点からB地点へいくには、そのまた中間地点の2.5cm進まねばならず。
その中間地点からB地点へは、2.5cm距離が残っていて。
その中間地点からB地点へいくには、そのまた中間地点の1.25cm進まねばならず。
その中間地点からB地点へは、1.25cm距離が残っていて。
(°д°)
その差は縮まるけれど、永遠に辿り着けないってやつです。
ほんで、その本には「昔の哲学者はこの問題にめっちゃ悩んでたんだけど、今では数学で簡単に説明できます!」って書いてありました。
その説明が以下。
———————————————–
この距離問題に「時間を考える!」
仮に1秒で5cm進むとしたら、1.5秒後に7.5cm進む、1.75秒後に8.75cm進む。。。とかって説明の後、
1秒+0.5秒+0.25秒+0.125秒+・・・・・
いくら無限に足して行っても2を超えることはありません。
ですから2秒後には、到達するのです。
———————————————–
「え?」
「ええ??」
「その2秒後が永遠に来ない!!」って話でしょ!!
これって、言い方次第で「もともと動けない!」って話にもなる。
A地点からB地点行くには、その中間地点まで行く必要があり、
その中間地点へ行くには、そのまた中間地点まで行く必要があり、
そのまた中間地点へ行くには、そのまたまた中間地点まで行く必要があり。。。。
って言ったら、物質は移動できない!!
数ミリどころか。。。
0.0000000000001mm動くためには、
0.00000000000005mm動かなきゃで、
0.000000000000025mm動かなきゃ。。
0.0000000000000125mm動かなきゃ。。。
0.00000000000000625mm動かなきゃ。。。。
( ̄∀ ̄)
移動どころか、寸分たりとも動けません!!
時間も流れません!!
んでは、現実世界で物質が動いたり時間が流れるのはなぜでしょう?
簡単な話です!
「プランク長」と「プランク時間」があるからです!!
この世界はデジタルなのです!
私もあなたも、みんなパラパラ漫画の世界に住んでいるんです!
あれ、beyondって100%アナログじゃなかったっけ。。。